シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP3月の輸出は27%増、電子機器需要が回復

貿易

2010年4月20日

3月の輸出は27%増、電子機器需要が回復

国際企業庁(IE)が4月16日発表した3月のNODX(石油・再輸出を除く輸出)は前年同月比26.6%増の150億Sドル(約1兆円)で、米国発の金融危機以前の水準に近づいた。増加は5ヵ月連続。

変動の大きい薬品輸出は5.9%減少。一方で電子機器輸出は39%の大幅増だった。集積回路(IC)、IC部品、パソコン部品の輸出がけん引した。

電子機器以外のNODXは20%増で、石油化学製品、特殊機械の輸出増が貢献した。政府が通年の国内総生産(GDP)成長率予想を7~9%に上方修正したのは、こうした好調な輸出が裏付けとしてあったようだ。

比較対象である前年同期の輸出が同17%減少したとの技術的要因もある。実際、3月のNODXは前月比では3.9%の増加で、前月の15%増より鈍化した。

市場別NODXでは、前年同月比で上位10市場向けが2けた増を記録した。増加率が高かったのは対香港、欧州連合(EU)、インドネシアで、増加率はそれぞれ43%、25%、55%。対米は11.8%増。

対日は35%増で、電子機器輸出はIC部品、ディスクドラブがけん引し56%増加。電子機器以外は石油化学製品が伸び、26%増だった。総貿易は30%増加。石油輸出、再輸出も含めた輸出は29%の増加だった。

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