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2012年8月16日

第2四半期のGDP、5.4%成長を記録 内需が下支え、製造&建設が改善

〈クアラルンプール〉
中央銀行バンク・ネガラは8月16日、2012年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)成長率が5.4%になったと発表した。外需の落ち込みを内需の伸びと公共支出が相殺する形で堅調な成長となり、5%前後とするアナリストらの大方の予想を上回った。

国内需要は13.8%増となり、前期(1~3月)の9.7%から大きく上昇し、引き続き成長の下支えとなった。収入の増加や安定した労働市況、高い賃金上昇率、消費者心理の改善を背景に民間消費の伸びは8.8%となり、前期(7.4%)を上回った。公共支出の伸びは9.4%で、前期の7.3%から上昇した。

経済成長の牽引役となってきたサービス業は、第1四半期は6.3%の成長となり、前期の5.3%から改善した。卸売&小売・金融&保険、自動車販売の伸びが目立った。建設は相次ぐ大型公共工事や住宅不動産開発の伸びに支えられて前期の15.5%を上回る22.2%の高い伸びとなった。

製造業は外需の不振による輸出産業への影響で5.6%成長に回復。農林水産はパーム油と林業、天然ゴム生産が低い伸びにとどまり4.7%のマイナス成長、鉱業・採石は、天然ガスが4.4%減となったものの原油が8.8%増となったことから前期の0.3%を上回り2.3%成長となった。

同期の外国直接投資(FDI)は61億リンギ(約1,538億円)で、前期の75億リンギ(約1,891億円)を下回った。

中銀は今年通年のGDP成長率について4~5%と予想している。

提供:日刊アジアインフォ

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