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経済

2009年10月13日

第3四半期GDP、プラスに転換

通産省は10月12日、第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は前年同月比で0.8%増加したと発表した。3期連続のマイナスからようやく反転した。これを受け同省は今年通年のGDP予想を2.0~2.5%の縮小に上方修正した。
セクター別では、製造が8.3%増加。建設は12.4%の増加だった。サービスは2.4%の縮小で、4期連続の縮小となった。数値は主に7月と8月の統計に基づく速報値。
GDPは前期比(季節調整済み)では14.9%増加した。前期の22%増に続く2期連続の増加だ。
製造は35%増(前期は59%増)だった。薬品生産の増加が貢献した。電子機器生産も増加した。在庫補充需要があり、またデジタル家電に対する消費需要が増加した。建設は0.6%の減少で、工業ビルの建設需要が低迷した。
サービス業は9.5%増で、2期連続の増加。国際貿易、旅行の需要増を背景に、貿易、観光関連(卸売り・小売り、運輸・倉庫、ホテル・レストラン)がけん引した。
先行きについて通産省は、世界的に在庫補充や財政出動が短期的に成長を支えるが、経済活動は金融危機発生前の水準を回復しないとの見通しを示した。成長の勢いが来年下期まで続くためには、先進国における個人消費と投資の回復が必要だという。

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