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金融

2009年10月15日

株主総会採決、SGXが電子投票を導入

シンガポール取引所(SGX)は10月13日に開いた定時株主総会で、議案の採決に電子投票システムを導入した。電子投票はSGX上場企業で初めて。また株主ガイドも初めて発行した。
電子投票システムでは1株に対し1票の投票権を付与したのが特徴。株主は入場に際し、受付で携帯端末とICカードを手渡され、持ち株および株の種類に応じ投票権が付与される。
議案に対する投票結果は即座に計算され、大型ディスプレーに表示される。これまでの採決は挙手で、持ち株数に関係なく1人1票だった。
ジョイス・フォン総務担当役員によれば、出席者による議決方式にすることで、より多くの株主の出席が期待でき、企業統治(コーポレートガバナンス)および国際金融センターとしてのシンガポールの地位向上に役立つという。
SGXは、年次報告の理解を手助けする投資家ガイドと、株主総会に向けた準備を手助けするガイドも発行した。
同日の総会ではJYピレー会長の年俸(75万Sドル=約4,800万円)は業績に連動して下げるべき、との意見が株主から出された。
SGX側は、ピレー会長がほかの取引所の会長と異なり、フルタイム勤務であること、執行権のない会長で賞与支給がないことを指摘。今の固定給が妥当とした。

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