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金融

2009年9月15日

金融商品販売規則、銀行はおおむね歓迎

シンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)が9月8日公表した、金融商品の販売に関する新ルール案について、銀行はおおむね支持を表明している。既に複数の銀行がルールに沿った対応に着手した。
投資リスクの高い複雑な金融商品を、リスクの説明がないまま安全な投資商品だと説明され販売された、といった苦情が多数寄せられたことから、MASが販売手法の見直しに乗り出していた。販売されたのは、破たんしたリーマン・ブラザーズに関係する商品など。
新ルールでは、販売した商品が値下がりする可能性のある出来事があった場合、投資家に通知することを義務付けている。
顧客担当係など販売担当者が販売手数料を稼ぐため、強引に商品を販売したことが分かっており、MASは手数料など賃金体系についても年内にルールを公表する。OCBC銀行などは既に報酬体系の見直しに着手した。
ルール順守は経費増につながる見通しだが、プラスにとらえる向きもあり、スタンダード・チャータード銀行幹部は「投資商品に対する一般大衆の信頼が増し、市場の拡大につながる可能性もある」との見方を示した。
低金利環境のため高利回り商品に対する需要が回復しつつあり、OCBCは仕組み商品の販売を再開した。

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