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政治

2009年12月21日

公共交通機関の拡充で利用者数60万人を目指す

〈クアラルンプール〉
政府は6つの国家重点成果分野(NKRA)の1つに掲げている公共交通機関の拡充について、首都圏クランバレー、ペナン、ジョホールの公共交通機関の整備を図り、利用者数を現在の24万人から2012年には60万人にまで増やす方針だ。
クランバレーとペナン、ジョホールを合わせた人口は約950万人で、クランバレーだけでも人口の10~12%が通勤通学などに公共交通機関を利用しているという。利用者60万人の目標達成のため、政府は公共交通機関の所要時間の短縮、アクセス・連結の改善、キャパシティー拡大を行う方針だ。
政府は民間企業と共同で、バス専用レーンの導入や、首都圏クランバレーのバス停の増設、質向上を行う。また、交通ルールやサービス基準の強化を図り、信頼できる公共交通機関の整備を行う。
都市部では混雑を解消するために交通ターミナルや都市のハブを設置し、鉄道駅における駐車スペースの確保も行う。
普通車両と隔離されたバス専用レーンが導入されるのはこれが初めてとなり、2011年に第1期の導入を行い、以降2年をかけ、第3期に渡って段階的に導入を行う。クアラルンプール(KL)では4カ所のバス専用高速乗り換えルートが建設され、KL中心部までのアクセスを容易にする。
鉄道に関しては、軽便鉄道(LRT)の延伸計画に合わせて、クラナジャヤ線に4両編成の車両を新たに26セット導入。2011年には35セットの導入が予定されている。これにより利用者の倍増を図る。
マレー鉄道(KTM)コミューターに関しては15車両が2011年に導入される予定で、現在の運航車両数25台から、2012年までに80台に増やし、ピーク時の運転間隔時間の短縮も行う。プリペイドカード「タッチ・アンド・ゴー」の鉄道・コミューターでの利用への割引も提供する。

提供:日刊アジアインフォ

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