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経済

2009年12月2日

サイムダービー、中国事業拡大に20億リンギ

〈クアラルンプール〉
複合企業のサイム・ダービーは、向こう5年間で10億~20億リンギ(約254億円~約509億円)を中国市場進出に投資する予定だ。アハマド・ズビル・ムルシド最高経営責任者(CEO)が11月30日に開催された年次総会にて明らかにした。
同CEOは、現在中国で展開している▽工業▽農園▽不動産▽自動車▽エネルギー施設--の5部門すべては順調に利益をあげていると報告。今後も拡大を続ける中国経済の将来を見越して設備投資を行って行くと述べた。
特に、中国の「都市化」と「資源枯渇」の2大トレンドに着目し、鉱山業と港開発、工業部門に投資を行う予定だという。また、中国各地にキャタピラ車両を販売している完全子会社チャイナ・エンジニアズは今年記録的な販売増を計上。自動車部門では米国での自動車販売減少に替わる新しい市場として中国に注目しており、同社が経営するBMW販売会社は今年3拠点を増やし、12拠点を展開している。また、不動産事業では山東省の貨物港と水処理事業も順調。加えて中国が世界最大の食料油輸入国であることにも着目し、パーム油精製事業などのパーム油下流部門も展開していく考えだという。
同社の2009年第1四半期(7~9月)の利益は6億8,464万リンギ(約174億円)を計上、農園部門が落ち込んだ前年同期と比べ21%の増益となった。

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