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金融

2009年8月4日

CKタン、上場廃止が決定

オーチャード・ロードなどに店を構える老舗百貨店、CKタンの上場廃止が臨時株主総会で決まった。上場は34年前で、創業者一族のタン兄弟はこれまでに2度、上場廃止を試みていたが、3度目でようやく実現した。
タン家側が株主に提示した株式買い取り価格は1株83セント(約54.66円)で、過去3回のうち最高。タン家は既に、上場廃止決議に必要な株式を保有しており、2週間前に株主総会を開催したが、少数株主の強硬姿勢を考慮し投票を延期していた。
少数株主は、提示価格はオーチャード店の再開発の潜在性を考慮すべきとし、83セントを上回る価格を要求した。
少数株主の中心的存在だったアラン・グイー氏は、上場廃止提案の受け入れを推奨したフー・ティアンスーイ最高経営責任者(CEO)がタン家のタン・ウィースン氏と級友であったことを指摘し、独立性に疑問を投げかけた。
別の株主は総会議長を務めたアーネスト・ショー氏に対する不信任決議案の提出を試みたが、要求は総会の無効化を意図したものとして退けられた。
最終的に株買い取り案は投票にかけられ、承認された。反対した株主の持ち株比率は4%弱。
提案を受け入れた分を含めると、タン家の持ち株比率は89.9%になる。上場廃止は今月24日の予定。

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