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国際

2007年7月24日

EUとASEAN、枠組み協定が可能

リー・シェンロン首相は独新聞のフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングとの会見で、欧州連合(EU)は域外、特にアジアへの関心が薄く、ビジネス面で機会を逸しているとの見解を示した。
EUと東南アジア諸国連合(ASEAN)は自由貿易協定(FTA)の締結に向けた交渉を開始したが、ミャンマーにおける人権状況の停滞が障害となり、協議が行き詰まっている。
リー首相は「今の状況を理由に欧州がASEANとのビジネス望んでいない、との理由でミャンマーが態度を改めることはない。ミャンマーの行き先はミャンマーが見つける」と強調した。
その上で「現実に即して考えれば、欧州とASEANは枠組み協定を結ぶことが可能だ。加盟国はそれぞれ本質的に異なっており、政治的制約もある。しかし枠組み方式であれば、前進の用意があるシンガポールなど個々の国と自由貿易を先に進めることができる」と柔軟な対応を求めた。
アジア通貨危機について、リー首相は国際通貨基金(IMF)の対インドネシア救済措置に触れ、「IMFは政権交代と、スハルト大統領が運営していたシステムの粉砕を望んだが、賢明な措置ではなかった」とIMFの手法を批判した。

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