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日系企業

2010年3月15日

立命館アジア太平洋大学が学校説明会を開催

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各国から大勢の留学生を受け入れている立命館アジア太平洋大学(APU)が3月14日、シンガポール日本人会館にて学校説明会を開催した。参加者は大学進学を予定している日本人高校生(主にインター校生)と父母、企業人事に関わる人々など。説明会後には個人相談会も行われた。

大学説明の前に、東京エグゼクティブリクルートメント代表取締役・荒屋隆氏が「今後求められる人材像」というテーマで基調講演を行った。世界的な不景気の中で日系企業の置かれている厳しい状況と、今後必要とされる人材とはどのような資質を持った大学卒業生か、企業の人事に詳しい立場から明快に分析。日系企業は縮小する国内市場から中国・インドなど台頭する外国・国際市場で他国の企業と競争してゆかなければならない。そのためには、「ゴールドカラー」と呼ばれる高い専門性とコミュニケーション能力を備えた新しいタイプの人材が求められる。多くの日系企業の人事担当者は、英語が堪能で他国の人々とビジネス交渉ができる人材を探している、と強調。そのためには国際的な環境の中で培われたコミュニケーションの能力が注目されるようになる。

荒屋氏の講演に続いて、APUの入試担当者が大学の広々としたキャンパスと、そこで勉強する世界各国からの留学生の様子をスライドで見せながら、プレゼンテーションを行った。同大学にはアジア各国、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパなど90ヵ国以上から集まった外国人学生が学生数の半数以上におよぶ。外国人教授による英語の講義とバイリンガル教育の実践、文化や習慣の違う学生たちが協力しあって生活する大学寮、リクルートのために多くの日系企業が大学を訪れる様子などが紹介された。

APUのキャンパスは温泉で有名な別府にあるが、一歩足を踏み入れると、そこは世界の縮図である。ここから日系企業に就職する学生もいれば、シンガポールや欧米の大学の大学院に進学する学生もいるという。入試担当者によると、内向きになりつつある日本人学生も、APUでは外国人留学生の意欲に刺激されて、しだいに世界に目を向けるようになり、将来の目標を立てて努力するようになるそうだ。

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