シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP首都圏のホテル、2011年までに11件新設予定

経済

2009年9月8日

首都圏のホテル、2011年までに11件新設予定

〈ペタリンジャヤ〉
首都圏クランバレーで、2011年までに11件のホテルの新設が予定されている。新設予定のホテルの大半が3ツ星~5ツ星で、新ホテル建設により同地域での客室数は4,000室増加するとみられている。
CHウィリアムズ・タルハー・アンド・ウォン(WTW)のゴー・ティアンスイ社長は向こう3~5年間のホテル建設ラッシュによる客室の供給過剰は見られないだろうと分析。現在は景気不安や新型インフルエンザで稼働率が落ちているが、景気回復とともに格安航空会社の路線拡大などで旅行者の増加が見込めるとし、外資系ホテルの今後の参入も見込めるとコメントした。
現在クランバレーには外資・国内の3ツ星~5ツ星ホテルが103件、客室数は3万3,484室だが、WTWの調査によると今年末まででそれぞれ297室、2010年には1,845室、2011年には99室、2012年には553室増加する見込み。また平均宿泊料金は現在の250~600リンギ(約6,600~15,840円)、客室稼働率も現在の60~70%を維持するとみられている。
ゼリン・プロパティーズのプレビンドラン・シンヘ最高経営責任者(CEO)は、2011年以降にクランバレーで5ツ星ホテルを費用20億~22億リンギ(約528~581億円)で8件新規建設予定していると述べ、アジア地域では低価格ホテルが今後成長の鍵になるため、同地域には向こう5年間でより多くの低価格ブランドホテルの建設が必要だと意見を述べた。
国際不動産コンサルタント、ジョーンズ・ラング・ウートンのマラティ・テベントラン取締役は、2004年に1,670万人だった宿泊客数を2008年には2,050万人に増加したと述べ、今後も中長期での同地域のホテル産業は肯定的な見通しだと予測を述べた。
4月にオープンした5ツ星のロイヤル・チュラン・クアラルンプールでは今年末までに稼働率55%を達成する見通しだという。レオ・クッシャー社長は、現時点では客室数の増加で競争が激しいが、ホテル業界には景気サイクルがあるため、需要は見込めるとの見方を示した。ロイヤルホテル・チェーンは他に4ツ星ホテルが3件あり、2010年第2四半期および年末にペナン、スリア・ダマンサラ地域にそれぞれ新規ホテルを新設予定だという。

提供:日刊アジアインフォ

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP首都圏のホテル、2011年までに11件新設予定