シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPアジア株が軒並み値上がり、先行きを楽観

金融

2009年5月6日

アジア株が軒並み値上がり、先行きを楽観

ニューヨーク証券取引所の5月1日の株価上昇を受け、同4日のアジア株式市場は活況を呈し、株価指数は約7ヵ月ぶりの高水準に達した。
指数上昇幅が最大だったのはインドで6.4%。シンガポールのストレーツ・タイムズ指数(STI)は5.65%アップの2,028.71で、昨年10月以来の高水準だった。
シンガポールの具体的銘柄では、地場3銀行、キャピタランドを含む不動産銘柄などに買いが入った。
域内株価上昇は資金流入に支えられており、仏BNPパリバによると、3月初旬以来、外国人投資家は総額60億米ドル(約5,930億円)をアジア主要6市場に投じた。中国、台湾、香港市場の株価指数も上昇した。
市況にマイナスの材料として、新型インフルエンザの発生、クライスラーの破たん、また複数の米国の銀行に資本注入の必要性が生じる可能性があるが、投資家はあえて重視しない姿勢をとった。
プラス材料としては、中国製造業の回復、韓国鉱工業生産、輸出の改善があり、CIMB証券のエコノミストは「投資家は、グラスに水が半分しか入っていない、との見方ではなく、半分も入っている、との見方をとった」と述べた。
株価は今後、米国が発表する雇用、小売業統計に左右される見通しだ。

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