シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPGDP見通し、シティが上方修正

経済

2009年5月13日

GDP見通し、シティが上方修正

シンガポールの今年の国内総生産(GDP)見通しは最近、下方修正ばかりだったが、先行指標に改善の兆しが見えたのを受け、米シティのエコノミスト、キット・ウェイゼン氏が予想をマイナス6.4%からマイナス5%へ修正した。キット氏は来年のGDPについても、4.2%増から6.2%増へ修正した。
5月8日公表のマクロ経済見通しでキット氏は「1カ月前と比べわれわれは弱気見通しを弱めた」とした。
政府統計によれば、1~3月期の鉱工業生産高は前年同期比26%減と、速報値(29%減)より改善した。
輸出も2月、3月と連続して前月実績を上回っており、シティは前期比でGDPは4~6月期に増加に転じ、前年同期比では10~12月期までに増加に転じると予想している。
回復の速度については、国際通貨基金(IMF)同様、緩やかになると予想しており、GDPが危機以前の水準に戻るには過去の景気循環より50%余分に時間がかかると見ている。
ほかのエコノミストは1~3月のGDP速報値を受け、通年のGDP予想を修正して以来、再修正はしていない。DBS銀行は7.7%の縮小予想で、「先行き見通しは明るさを増しているが、不確実性は残る」と慎重だ。政府は6~9%の縮小を予想している。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPGDP見通し、シティが上方修正