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経済

2009年4月15日

ホテル客室稼働率・料金、低下の見通し

世界的な不況に新たなホテルの完成が加わり、ホテルは客室稼働率、料金とも低下が予想される。今年の外国人入国者数は900万~950万人(シンガポール政府観光局予想)で、米CBREホテルズは、今年の客室稼働率は71%へ低下し、客室料金も12.5~15%値下がりすると予想している。
販売可能な客室当たり収入は、昨年(199Sドル、約1万3,000円)を23%下回る153Sドル(約1万円)になる見通しだ。昨年の稼働率は81%で、客室料金は平均246Sドル(約1万6,000円)だった。
国内では4つ星、5つ星の高級ホテル客室が2012年までに39%(1万室)増える予定だ。
ホテルにとっては稼働率低下の回避が至上命令だが、シンガポールはインフラが良好で、マーケティング戦略が充実しており、カジノ総合リゾートなど魅力的観光施設が続々完成する点が強みと、CBREホテルズのロバート・マッキントッシュ専務(アジア太平洋地域担当)は見ており、経済が回復し旅行需要が増大すれば恩恵を受けるという。
同氏は、客室増はマイナス面ばかりではないとの見解も示した。ホテルによるマーケティング努力や値下げが需要を掘り起こす可能性があり、また営業を開始したホテル自体の魅力が需要を喚起することもあるという。

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