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金融

2009年2月17日

上場企業の34%、CFOが1年以内に交代

シンガポール取引所(SGX)上場企業の3分の1で、最高財務責任者(CFO)が1年以内に交代していることが仏銀のBNPパリバの調査でわかった。時価総額が1億5,100万Sドル(約92億円)以下の小規模企業で特にCFOの交代が多い。
BNPは2007年9月27日から今年1月31日までの期間のSGXへの届け出を調べた。この間、辞職したCFOは176人で、1週間に2.5人が辞めた計算だ。このうち34.1%は就職してから1年以内に辞職している。
同期間の大手企業におけるCFO交代はDBSグループとシンガポール・テレコム(シングテル)のみ。DBSのCFOは社内での異動が理由。シングテルのCFOは一次産品業者に転職した。
CFO交代はキャリアアップを目的とした辞職もあれば、解雇もある。現役のCFOによれば、小企業は賃金が低く、高給を求め転職するケースが考えられる。CFOは昔と違い、財務諸表の作成だけでなく、内部管理にも責任を負うという責任の増大も影響している。
アドバンス・モジュール・グループ(AMG)の場合、出社して2日目に退職したCFOがいた。多国籍企業に引き抜かれたという。
AMGは架空の売り上げを計上する粉飾決算で起訴されており、2年以内にCFOが3人交代した。

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