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経済

2009年2月27日

シンガポール失業率は5%の可能性も、DBS予想

世界同時不況を背景に、DBS銀行のエコノミスト、アービン・シア氏は、失業率は来年5%に達する可能性があるとの厳しい見通しを示した。
失業率が最も高かったのは製造業不況に見舞われた1985~86年の6.5%。2003年に新型肺炎(SARS)の影響で4.8%へ上昇したことがあるが、04年は4%以下を保った。
シア氏は「シンガポールは過去最悪の経済縮小に見舞われる」指摘。今年の国内総生産(GDP)は4.8%縮小するとの見通しを示した。
失職者数は来年末までに9万9,000人に上ると予想しており、政府施策で深刻な打撃は回避されるもの、労働市場はさらに悪化すると述べた。最も深刻な影響を受けるのは製造業で、5万8,000人の失職が予想されるという。
GDPは昨年第4四半期(10~12月)に前年同期比3.7%縮小。輸出(石油と再輸出を除く)は17.7%の減少だった。1月の輸出は34.8%減と過去最大の減少幅で、輸出市場の需要不振が一段と明確になった。
昨年12月の失業者の絶対数(国民と永住者のみ)は7万3,100人で、前年より58%も増加した。新規就業機会の創出も衰えており、第4四半期の雇用機会は2万6,900人と前期の半分以下だった。

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