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経済

2009年2月11日

メディセーブ利用枠を拡大、利用者負担を軽減

保健省は国民向け強制加入の医療保険、メディセーブから手術費用として引き出せる額の上限を引き上げる。景気悪化を背景に、利用者負担を軽減し家計を助けるのが狙いだ。
現在の上限は150~5,000Sドル(約9,200~30万6,350円)で、6月からこれを250~7,550Sドル(約1万5,300~46万2,600円)にする。公営病院のAまたはB1病室の利用者および民間病院の利用者が対象。B2およびCクラスの病室は政府補助が実施されており、メディセーブから現在利用できる額で十分なため、追加措置は講じない。
コー・ブンワン保健相は、メディセーブの利用が認められる慢性病に、うつ、精神分裂病を加えたことも明らかにした。
今年の保健省の経常予算は27億Sドル(約1,654億円)で、前年度より7億Sドル(約429億円)増額した。22億Sドル(約1,348億円)は入院費補助など患者への直接支援に利用する。残りは高齢化社会への対応策として、医師、看護士や専門職者の育成に充当する。
企業の設備投資に当たる開発予算は3億Sドルで、総合病院、地域病院、介護施設の建設や情報通信(IT)能力の強化に利用する。一部の施設は前倒しで建設する。
保健省はまた、医療費の低下を促すため補助金政策を調整し、低料金で手術など医療サービスを提供する病院を優遇する。

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