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社会

2009年1月6日

旅行需要、短距離路線にシフト

世界的な景気低迷で旅行業界も影響を受けており、旅行需要が米国、欧州、中東、南アフリカなど長距離目的地から、短距離の目的地にシフトしつつある。旅行需要自体も縮小しているが、シンガポール全国旅行代理店協会(NATAS)によれば、旅行業者の倒産は発生しておらず、新型肺炎SARSに見舞われた2003年と比べれば影響はまだ少ないという。
原油価格の低下でジェット燃料が最も高い時の半分ほどに低下しており、これまでにタイ航空、カンタス航空、キャセイ航空、マレーシア航空、シンガポール航空などが、燃料価格上昇分を運賃に上乗せする燃油サーチャージを引き下げた。マレーシアの格安航空、エアアジアはサーチャージを撤廃する。
シンガポールドル高は旅行業者にはプラスだ。特に英ポンド、豪ドルに対し値上がりしており、英国、豪州への旅行需要が喚起されるとNATASは期待している。
ただ春節以降は海外旅行需要の大幅減が予想されている。旅行代理店のチャン・ブラザーズ・トラベルやCTCホリデーズによれば、遠距離目的地への旅行需要が減少している。
国際航空運送協会(IATA)によれば、昨年11月のアジア太平洋地域における航空機利用客は前年同月比で9.7%減少した。

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