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社会

2008年12月24日

デング熱患者が減少、チクングニヤ熱は増加

当局のデング熱対策が奏功し、今年は感染者数が昨年を25%下回った。一方で、デング熱同様、蚊が媒介するウイルス感染症のチクングニヤ熱の患者が増加しており、国家環境庁(NEA)は警戒を強めている。
チクングニヤ熱の感染者は12月に週40人余りと急増。第3週に感染が確認された43人のうち39人は国内で感染した。残りはマレーシアでの感染。感染増加を受け保健省はチクングニヤ熱を、届け出義務のある病気に指定した。
チクングニヤ熱は、発熱、関節炎、発疹が特徴で、死亡した者はいないが、衰弱度の激しい病気だ。海外での感染が多数を占めるが、根絶がほぼ不可能な風土病になる可能性もある。
昨年までチクングニヤ熱はすべて「輸入」されていた。しかし今年は様変わりで、12月中旬までに388人が国内で感染した。ほかに158人の感染が報告されているが、すべてマレーシアでの感染だ。
国内では北部で感染するケースが多かったが、最近はベドック貯水池周辺、タンピネスなど感染地域が東部に広がっている。
一方、今年のデング熱感染者は6,424人で、昨年を2,183人下回った。殺虫剤散布など対策に1日20万Sドル(約1,225万円)を投じた。感染者減は過去30年で初めて。

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