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経済

2009年7月30日

GDP成長率予想、マイナス3.3%に下方修正=RAM

〈クアラルンプール〉
格付会社のRAMホールディングスは7月28日、「経済予想見直し報告」を発表、今年の国内総生産(GDP)成長率予想値を先の0.9%からマイナス3.3%に下方修正した。
報告書によると、今回の下方修正は主に国内外の需要縮小が予想外に大きい事が理由だと説明。先にGDP成長率予想値を発表した今年2月以降に、マレーシアの貿易相手国の経済成長率が大幅に下方修正されたため、国内輸出産業はより一層縮小し、国内需要にも大きな影響を与えると考えられると分析した。2009年の輸出実績は先の予想値であるマイナス5%からマイナス17.4%に大幅に下方修正している。2010年は6.4%と予想している。
2009年-10年に期待されている経済回復については、主に先進国に見られる経済不況が回復の兆しを見せず、現時点では輸出需要の低迷が継続すると考えられるため、回復は中程度の速度で進むと予想した。2010年のGDP成長予想値は先の3.8%から4.9%と上方修正している。
経済回復に対する政府の施策については、ナジブ新政権の下、政治的安定と自由化政策導入による投資意欲の高まりが企業業績に好影響を与えると予想。6月に発表された、一部のサービス業における外国資本参入の自由化とイスラム金融営業免許の追加発行などの政府施策は経済回復策として有効であると評価した。

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