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社会

2010年12月22日

観光バス横転でタイ人ら27人が死亡、過去最悪の事故に

〈イポー〉
パハン州キャメロン・ハイランドからペラ州に向かう山道で12月20日午前11時40分ごろ、下山途中の2階建て観光バスが横転し、乗っていたタイ人観光客ら27人が死亡、10人が重傷を負った。27人の死者はバス事故としてはマレーシアで過去最悪。
事故が起きたのはシンパン・プライ−カンプン・ラジャ・ロードの下りカーブで、バスは中央分離帯にぶつかった後に反対車線の岩肌に激突、大破した。犠牲者の多くが衝突の衝撃で車外に投げ出された。救急隊、消防レスキュー隊は正午ごろに現場に到着、救助には3時間を要した。ケガ人はイポー病院に収容された。
ペラ州警察本部長代理のザカリア・ユスフ氏は、事故の原因は現在調査中であるが、スピードの出しすぎまたは技術的な問題による事故だと見られるとコメントした。
死亡したのはマレーシア人バス運転手と観光ガイド、タイ人の観光客ら。バス運転手とガイドはケダ州ジトラの観光会社、サン・エクスプレス・ホリデイの従業員だった。
事故現場から500メートル離れた場所では2004年の12月にもバス事故が起きており、5人が死亡、17人がケガをした。マレーシアでは、2007年8月13日には南北高速道のペラ州タイピン付近で20人が死亡するバス事故、今年10月にはゲンティン・ハイランドの山道で7人が死亡する事故が起きている。
事故現場を訪れたコン・チョーハ通産相は、警察とマレーシア交通安全研究所(MIROS)、道路交通局(RTD)は今回の事故に関して詳細に渡る調査を実施するとコメントした。観光省は声明を発表し、観光バス会社の事業免許剥奪も視野に入れた調査を行うとした。
全マレーシア・バス運行業者協会(PMBOA)のアシュファル・アリ会長は、今回の事故で多くの死者が出たことに遺憾を表明するとコメント。以前起きたバス事故の原因調査も含めた大掛かりな調査を行い、こうした悲惨な事故の再発を防止する策を徹底すべきと述べた。

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