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政治

2010年12月16日

ウィキリークス問題、シンガポールに抗議 馬外相、星高等弁務官呼び配慮要請

〈クアラルンプール〉
内部告発サイト「ウィキリークス」が、シンガポール政府高官がマレーシアに対して行なった侮辱的な論評を暴露した問題で、マレーシアのアニファ・アマン外相は14日、シンガポールのT.ジャスダセン駐マレーシア高等弁務官を呼んで抗議文を手渡した。同問題については、ナジブ・ラザク首相が前日黙殺する姿勢を示したばかりだった。
アニファ外相は、「両国関係、特に両国首相をはよい関係にあるが、明らかになったシンガポール政府高官の論評は両国によって利益をもたらさない。シンガポールの現首脳も当惑するだろう」とコメント。高級官僚の論評であって現首脳による論評でなかったことが不幸中の幸いだが、論評の主は隣国の感情をもう少し配慮する必要があると指摘した。
またアンワル・イブラヒム元副首相の同性愛事件を真実だと考えているとのシンガポール高官の論評については、マレーシア政府には国民の利益を守る責務がありアンワル氏も例外ではないとした上で、係争中のことであるため野党の出方次第だと述べた。
「ウィキリークス」が公表した情報は、豪州の情報当局者がシンガポールの情報当局から得たものだとされる。これによると、ナジブ首相に対してリー・クアンユー上級相が日和見主義者だと評価。また外務省幹部がマレーシアについて、「役に立たない政治家によってマレーシアの危険な転落が助長される」、「マレーシアが人種対立の可能性により混迷と危険性を増している」、「マレーシアの一番の問題が真のリーダーシップ欠如」などと語ったとされる。またアンワル氏の事件については、リー上級相らが実際におきたことと信じているが、政敵によって仕組まれた罠にかかったものだと考えているとしている。

提供:日刊アジアインフォ

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