シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP原発2ヵ所を建設、2021年にも稼働へ 2016年までに入札実施

建設

2010年12月21日

原発2ヵ所を建設、2021年にも稼働へ 2016年までに入札実施

〈クアラルンプール〉
政府は発電能力1千メガワット(MW)規模の原子力発電所2ヵ所の建設を検討しており、1ヵ所目の原子力発電所は2021年、2ヵ所目は2022年の稼働をそれぞれ見込んでいる。近くコンサルタントを指名し、原子力発電所の立地や開設条件などに関する調査を行う方針。
ピーター・チン・ファークイ エネルギー・グリーン技術・水相が明らかにした。長期的なエネルギー供給の安定化計画に基づくもので、2013~2014年には調査を終わらせ、2016年までに入札を終える計画だ。マレーシアではガスや石炭など化石燃料に頼った発電が広く行われているが、化石燃料への依存軽減が必要となっている。クリーン・エネルギーとしては水力発電が有力視されているが、サバ・サラワク州では大規模な水力発電が可能である一方、マレーシア半島部では非現実的だという。太陽光発電も将来有望であるが、コストがかさむことが問題だという。
チン大臣は、バイオマスなどの再生可能エネルギーに関してはコストがかかるため電気料金の値上げは必須だとし、様々な方面から今後の発電方法を見直すべきだと指摘。原子力発電は長期的に見てメンテナンスコストも低く、料金も低く抑えることができるとして、有望だと述べ、再生可能エネルギーと原子力発電の両方を採用し、バランスの取れた電力供給計画を立てるべきとした。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP原発2ヵ所を建設、2021年にも稼働へ 2016年までに入札実施