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経済

2009年7月15日

エアアジア、エアバス機導入を延期へ

〈クアラルンプール〉
格安航空会社エアアジアは、2010年に予定していた8機のエアバス「A320」型機の導入時期を延期する方針だ。また、2011年に予定している8機についても受け渡し時期の延期を検討している。今年予定されている受け渡しは予定通り行われる。
トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、英字紙「ザ・スター」の取材に対し、受け渡し延期に関して現在エアバス社と交渉中だとコメント。2010年はリース中の「B737」型機をGEコマーシャル・アビエーション・サービシズ(GECAS)に返却し、使用する航空機をエアバス「A320」型機に統一することに注力すると述べた。エアアジアは2007年12月、エアバス社に計175機を注文した。受け渡しは2014年までに予定されており、2010、11年はそれぞれ年に24機を受け取るとされていた。
今年6月末の時点でエアアジアは、13機のリース分を含めた16機の「B737」型機を使用している。今回のエアバス機受け取りの延期により、同社はインドネシア、タイ子会社に新型機をまわすと見られ、マレーシア事業の拡大が控えられる見通しだ。
延期の理由についてフェルナンデスCEOは、資金調達が難航しているためではないと否定、キャッシュフローとインフラリスクの問題だと回答した。
世界全体の航空会社が経済危機の影響を受けたが、エアアジアのキャッシュフローは良好で、今後も航空機のスムーズな調達のために努力するという。同社は今後、インドや中東、北米路線への就航を検討している。エアアジアは今年1~3月期で前年比26%増となる2億320万リンギ(約52億7,600万円)の収益を上げている。新規路線就航による利用客増加が貢献した。

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