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経済

2010年12月9日

今年400万人の労働者に賞与支給の見込み=経営者連盟調査

〈ペタリンジャヤ〉
マレーシア経営者連盟(MEF)は2010年の賞与支給状況を調査、400万人あまりの民間企業労働者に対し賞与が支払われる見通しだと発表した。調査は会員企業4,500社と18の業界団体に対して行われた。
MEFのシャムスディン・バルダン専務理事によると、今年は468万人の管理職を含む労働者が賞与を受け取り、440万人が昇給を受ける予定だ。賞与はクリスマス前または2011年の中国正月前に支給されるようだ。国内の民間企業の労働者数は1,100万人となっている。
同理事はまた、多くの企業が2009年より昇給・賞与を凍結していたが、経済状況が上向きになった今年は昇給・賞与を行う企業が多いと指摘。例として、ペナン州の米系電子企業は今年の利益の45%を2,300人の従業員に還元すると発表したと語った。もっとも成長が著しかったのは電気・電子(E&E)業界で、その次は住宅業界、サービス業界は世界経済減速の影響が最も少なかったが、その分回復が遅れていると指摘した。
マレーシア製造業者連盟(FMM)北部支部のO.K.リー会長は、製造業は経済減速前の状態に戻ったと指摘。倒産などにより企業が淘汰されたため、受注の増加を経験している企業もあると述べた。特にペナン州では2009年第2四半期(4−6月)には回復が始まったが、欧州財政危機の影響を受け、 2007年のレベルにまでには回復していないという。
全国銀行員労働組合(NUBE)のJ.ソロモン事務局長は、賞与支給は喜ばしいことだとコメント。しかし企業によっては上級管理職は8~15ヵ月分、下級の労働者は2ヵ月程度、契約社員は1ヵ月分ももらえないことがあるとして、平等な賞与支給を望むと語った。

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