シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPウィキリークスで星政府高官によるマレーシア論評が流出

政治

2010年12月14日

ウィキリークスで星政府高官によるマレーシア論評が流出

〈クアラルンプール〉
米国の外交機密情報の暴露で物議を醸している内部告発サイト「ウィキリークス」が、シンガポール政府高官がマレーシアに関して行なった論評を暴露。アンワル・イブラヒム元副首相の同性愛事件に関する見解のほか、マレーシア政府要人を批判する内容が含まれており、両国関係の新たな火種となっている。
「ウィキリークス」が公表した情報は、豪州の情報当局者がシンガポールの情報当局から得たものだとされる。同性愛事件についてアンワル氏は一貫して否認、野党を中心とした支持者などは現政権によるでっちあげ説を主張しているが、リー・クアンユー上級相のほかシンガポール情報部は実際にあったことと信じているが、ただ政敵によって仕組まれた罠にかかったものだと考えている。これについてアンワル氏が事実上の指導者を務める人民正義党(PKR)のティエン・チュア党首補は、アンワル氏に対する罪状が捏造されたものであるのは間違いないと主張。外国の情報当局が何を論評したかは問題ではないと述べた。
「ウィキリークス」によると、ナジブ・ラザク首相に対してリー・クアンユー上級相が日和見主義者だと評価しているという。また外務省幹部がマレーシアについて、「役に立たない政治家によってマレーシアの危険な転落が助長される」と評し、マレーシアが人種対立の可能性により混迷と危険性を増していると分析。またマレーシアの一番の問題が真のリーダーシップ欠如だと語ったとされる。

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