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政治

2010年12月2日

「マレー人統治」マレーの優越性を意味しない=首相府相

〈クアラルンプール〉
ナズリ・アジズ首相府相は、憲法にも謳われている「マレー人による統治」がスルタン制を保証するものであって、マレー民族の他民族に対する優越性を意味するものではないと指摘し、「マレー人統治」コンセプトに疑義を挟むべきでないと警告した。
ナズリ首相府相は、マレーシアが共和国ではなく100年以上もスルタン制が敷かれており、「マレー人統治」は実質的にマレー人であるスルタンによる統治を意味していると指摘。ある特定の民族が他の民族より優れているというようなことはなく、「マレー人統治」の概念をマレー民族全体にすりかえてマレー民族の優越性を信じる者は「頭の中に牛の糞がある」と揶揄した。
先ごろ野党・人民正義党(PKR)のワン・アジザ党首が、マレー人支配の基本体制を廃止すべきと主張したことを受けたもの。ワン・アジザ氏は、少数のマレー人エリートが他を騙すために「マレー人による統治」をスローガンとして用いていると指摘していた。
ナズリ首相府相は、ワン・アジザ氏の発言が異なる民族間の対立を煽る意図であるならば扇動法で訴追されることを覚悟しなければならないと警告した。

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