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政治

2009年5月21日

人資省による訓練・就職プログラムへの参加者集まらず

〈クアラルンプール〉
人的資源省は、被解雇者や新卒者を対象とした再訓練・再就職プログラムへの参加者が当初の予想より大幅に少ないことに困惑している。
S.スブラマニアム人的資源相によると、3月に開始した同プログラムへの参加者は1,000人に満たず、1万1,000件を超える各分野からの求人はまだ空きがある状態だという。同相は、失業者は再就職をする際に選り好みをするべきではないと強調した上で、同スキームに参加、訓練終了時には就職することができるとし、より多くの参加を呼びかけた。また、同省は500~800リンギ(約1万3,500~2万1,650円)の補助金の支給を検討しているとした。
これまでに人的資源省が把握している失業者の数は1万8,000人。再訓練・就職プログラムの参加者1人当たりの訓練費用は1万~1万2,000リンギ(約27万~32万5,000円)。政府は第1・2次景気対策の一環として6億リンギを同スキームに割り当てている。
マレーシア農業・農園協会(MAPA)は、農園労働者への福利厚生は▽住宅▽交通費▽電気・水道料金▽学費▽公共施設▽学費ローン▽医療費補助――の支給や従業員積立基金(EPF)加入など、他の職種と比べても充実しているにも関わらず、マレーシア人は農園での就職を好まない傾向にあり、外国人労働者の雇用が規制されているなかで農園業者は労働力不足に陥る可能性があると主張している。農園業界の求人数は約3,000人分で、MAPAの加盟業者は失業者を優先的に雇用する方針を打ち出しているが、農園労働へのマイナスイメージのせいで就職希望者は少ないのが現状だという。

提供:日刊アジアインフォ

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