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経済

2008年7月4日

シンガポール製造業指数、3カ月ぶりに拡大基調に

製造業者の景況感を示す購買管理者指数(PMI)が6月に50.6ポイントと、3カ月ぶりに50を上回った。50が改善、悪化予想の分岐点で、50以上は生産の拡大につながると見なされる。
指数は購買・資材管理研究所(SIPMM)がまとめている。前月と比べ1.6ポイント改善した。生産および完成品在庫が増加した。
SIPMMのジャニス・オン専務理事は「6月のPMIから判断する限り、製造業は景気の底を打った可能性があり、下期に緩やかに回復すると考えられる」との見方を示した。
これに対しアクション・エコノミクスのデービッド・コーエン氏は「底打ちを判断するのはやや時期尚早。原油価格の高騰、インフレという阻害要因があり、各国中央銀行は金融引き締めに乗り出しつつある」との厳しい見方を示した。
ただ生産が急激に低下する恐れもないという。今年の経済成長は鈍化が確実だが、5%程度であっても満足できるという。
項目別PMIで、新規受注は49.1と、4カ月連続で50以下だった。米国の消費低迷が要因で、国内での受注は良好だったが、外国からの受注が低迷した。
電子分野だけのPMIは51.7と2.3ポイント改善した。受注が内外とも拡大し、雇用、在庫も改善した。

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