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経済

2009年5月5日

ペナンの航空運送に改善の兆し、海運は依然低迷=PFFA

ペナン貨物回送業者協会(PFFA)によると、ペナンの航空運送業者はアジア太平洋地域をはじめとする世界経済に回復の兆しが現れつつあることを受けて、今年4月の貨物取扱量が1月に比べて改善傾向にあるという。1月の輸出貨物の取扱量は約6,900トンで、輸入貨物は4,073トンに留まっていた。
PFFAのアリ・アフマド氏によると、多国籍企業が生産縮小を解除する傾向にあることからICチップやメディア・ディスクなどの電子製品の貨物も増えてきている。貨物の多くはアジア太平洋地域向けで、欧米向けではないといい、域内の経済回復の表れだという。
ペナンから輸出される貨物の約60%が電気製品で、残りは衣料品や医療機器、一般貨物など。昨年10月以来、航空貨物の運送料は約10%の値下がりとなっており、今後これ以上の値下がりはないと予想されるという。今年第1四半期の航空貨物取扱量は1万8,337トンで、前年同期の3万402トンに比べて大幅な減少となった。輸入貨物は1万2,521トンで前年同期の2万245トンから大きく減った。
一方で、改善の兆しがまだ見られない海上輸送の運送料はTEU(20フィート標準コンテナ換算)当たり380米ドル(約3万8,000円)だったのが280米ドル(約2万8,000円)にまで下がったという。第1四半期における貨物取扱量は前年同期比18%マイナスの8万3,651TEUとなった。輸入貨物の取扱量は前年同期比28%減の5万1,857TEUだった。
PFFAに加盟する中小企業の多くが2月以降も自主退職制度(VSS)の提示を行う状況にあり、依然として経済回復の状況は全面には現れていないという。

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