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建設

2009年4月17日

JB―シンガ大橋建設計画、復活への期待の声高まる

〈ジョホールバル〉
マハティール元首相寄りのナジブ新政権が誕生したことを受け、ジョホールバル(JB)とシンガポールを結ぶ連絡道(コーズウェイ)を廃し新たに橋を建設する計画の復活を期待する声が上がっている。
与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)ジョホール支部青年部の幹部は、多くの州民が計画の再開に期待していると述べ、景気悪化の中にあって橋建設計画が州経済の活性化に寄与するとの見方を示した。華人商工会議所ジョホール支部も橋建設の経済効果に期待を示した上で、橋そのものが観光客を増やす効果もあるとした。
ジョホールバルでは昨年12月に税関・出入国管理局・検疫(CIQ)の3機能を合わせた新合同庁舎が完成したが、設計上の問題からコーズウェイ及び周辺の道路で慢性的に交通渋滞が発生しており、橋建設によって混雑が解消されると期待する声も上がっている。
橋建設計画はマハティール政権時代に浮上した。マレーシアは当初、シンガポール側に完全な橋への掛け替えを提案したが、シンガ側は自国へのメリットが少ないことを理由にマレーシア案に難色を示していた。業を煮やしたマレーシア側は連絡道の自国領内だけを橋に掛け替えることにし、シンガの同意なしに建設を開始していたが、シンガ側は「両国の同意が前提」だとし、マレーシアの強行策を批判。結局、緊縮財政路線の当時のアブドラ政権が計画を断念していた。

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