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金融

2008年6月5日

対日直接投資、アジアではシンガポールが首位

日本への国別直接投資で、シンガポールはアジアで最も多いことが、日本貿易振興機構(ジェトロ)がまとめた統計から分かった。日本の外国への直接投資では、シンガポールはアジアで3番目に多かった。
昨年のシンガポール企業による対日投資は4億米ドル(約420億円)で、累積投資額は46億米ドル(約4,855億円)。アジア全体(93億9,000万米ドル、約9,850億円)の49%という多さだ。投資分野は、金融サービス、卸売・小売業、食品、不動産など。
シンガポールが日本と締結した自由貿易協定を利用した、シンガポール経由の多国籍企業による対日投資も増加傾向にある。
日本企業による昨年の直接投資では、対シンガポールは33億米ドル(約3,485億円)で、累積投資額は176億米ドル(約1兆8580億円)。対中が75億米ドル(約7,915億円)、対タイが48億米ドル(約5,065億円)だった。
日本企業の業績はアジアでシンガポールが最も良好だ。メーカーで営業利益を計上したのは、シンガポールでは5社に4社、中国では3社に2社だった。
4月の調査では、昨年度にシンガポールで営業利益を計上した企業は88%に上った。今年はこれをさらに上回る見通しだ。
人件費の高さを理由にシンガポールを避ける日本企業があるが、シンガポールが振興している成長分野への関心は高まりつつあるという。

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