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金融

2013年2月20日

従業員積立基金、昨年の配当は6.15%

〈クアラルンプール〉
従業員積立基金(EPF)は、2012年度の配当率を6.15%にすると発表した。2011年の6.00%を0.15ポイント上回り、過去10年で最も高い水準となった。会員への配当総額は、2011年の244.7億リンギ(約7,391億円)を12.20%上回る274.5億リンギ(約8,291億円)に上る。

昨年通年のグロス投資益は、前年比13.91%増の310.2億リンギ(約9,370億円)となった。投資資産額は12月末時点で5,267.5億リンギ(約15兆9,104億円)で、前年同期の4,690.4億リンギ(約14兆1,673億円)から12.31%増加し、5,000億リンギ(約15兆1,025億円)を超えた。投資資本利益率(ROI)は、3年連続で6.00%を超えた。

株式投資が投資益の33.62%に当たる139.1億リンギ(約4,202億円)を稼ぎだした。ローン及び債券投資、不動産やインフラ整備、金融市場商品による投資益はそれぞれ62.6億リンギ(約1,891億円)、5.9億リンギ(約178億円)、5.7億リンギ(約172億円)となった。

EPFのサムスディン・オスマン会長は、投資環境が厳しくなっているのにも関わらず、長期的な投資戦略や将来を見据えた取り組みにより好調な結果を維持することが出来たとコメントした。

これまでで最も配当率が高かったのは1983年から87年にかけてで、8.5%という高配当だった。

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