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金融

2013年3月25日

起債市場、第1四半期は縮小

今年の起債市場は出足が鈍い。投資家が証券市場へ資金をシフトしており、証券市場での資金調達が増えているためだ。

トムソン・ロイターのまとめによると、1月から3月19日までの、シンガポールに拠点を置く企業の起債額は63億米ドル(約5,940億円)相当で、前年同期を35%下回った。 米ドル建てでの起債が4件で、62%減の計19億Sドル(約1,800億円)。DBS銀行によると、金利上昇を予想し、相当額の借り換えが昨年、実施されたことが今期の低迷につながったという。

シンガポール(S)ドル建て起債は36%減の50億Sドル(約3,780億円)。前年同期はゲンティンによる18億Sドル(約1,360億円)の大型起債があった。

外国企業によるSドル建て起債は同65%減の13億Sドル(約983億円)だった。債券を発行したのは、インド、イタリア、韓国企業で、トムソン・ロイターは、Sドル建て起債市場は依然、外国企業にとり魅力があるとしている。

証券市場は好調で、新規株式公開(IPO)、大型の証券取引を合計した市場規模は前年同期の8倍近い40億7,000万米ドル(約3,842億円)相当。

ドイツ銀行によると、香港の起債市場でも第1四半期の資金調達は35%減少した。アジア全体では、現地通貨建て起債が100億米ドル(約9,440億円)相当、米ドル建てが20億米ドル(約1,880億円)だった。

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