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経済

2013年3月25日

今年の経済成長は5~6%=中銀報告 内需&民間投資が下支え

〈クアラルンプール〉
中央銀行バンク・ネガラは3月20日、2012年度版報告を発表。2013年の国内総生産(GDP)成長について、旺盛な内需や民間投資に支えられ5~6%の成長が見込めるとの見通しを示した。昨年通年のGDP成長率は5.6%だった。

報告書によると、内需は今年8.1%の成長が見込まれている。民間投資については、サービス・セクターへの投資が貢献するものの、今年の成長率は昨年の22.0%から15.6%に減速する見通しだ。個人消費は、1月に導入された最低賃金制度による国民の収入増加や失業率が3.1%維持することが見込まれることから7.1%成長すると見込まれる。昨年の成長率は7.7%だった。

今年は全ての主要な経済セクターで成長が見込まれている。サービス業と製造業が経済成長に大きく貢献すると見られている。大規模なインフラ計画の後押しを受けて建設業でも高い伸びが期待されている。一次産品セクターではパーム原油と食用農産物の出荷量の増加が見込まれており、鉱業セクターでは、天然ガス、原油などの生産量増加により成長が見込まれている。イスラム金融セクターの総資産は13.8%の成長が見込まれている。

昨年0.1%の成長にとどまった輸出は今年、1.8%の成長となる見通しだ。一方、輸入は昨年4.5%成長したが、今年は3.9%に減速すると見られている。

今年のインフレについては平均で2—3%となる見通し。中銀はインフレ水準の維持に注力してく方針だ。財政赤字に関しては、対内総生産(GDP)比で昨年の4.5%から4%となると見込まれている。内国歳入局(IRB)の取り組みにより歳入が増加していることから、政府の歳出が和らげられるという。

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