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政治

2013年3月21日

経済改革プログラム年次報告、首相が発表 高所得国家に向け順調と強調

〈クアラルンプール〉
ナジブ・ラザク首相は3月19日、2012年の経済改革プログラム(ETP)と政府改革プログラム(GTP)の年次報告書を発表。改革プログラムのもとに多くの目標を達成できた上、2020年までの高所得国家入りにむけて順調であると強調した。

国民総所得(GNI)は9,970米ドル(3万1,131リンギ、約95万円)となり前年の6,700米ドル(2万920リンギ、約64万円)から48.8%大幅に増加した。民間投資額は1,395億リンギ(約4兆2,531億円)となり、目標額を9.1%超えた。製造業、サービス業、鉱業への投資が貢献した。

2010年に発表されたETPは、2020年までにGNIを1万5,000米ドル(4万5,750リンギ、約143万円)、40万8,443人分の雇用の創出、4,440億リンギ(約13兆5,368億円)の投資を誘致するために発表された。これまでエントリー・ポイント・プロジェクト(EPP)の数は152件に上っており、149件のプロジェクトが発表された。投資額は2,113億4,000万リンギ(約6兆4,434億円)となっている。

政府が掲げた国家重点成果分野(NKRA)は▽生活費▽汚職撲滅▽犯罪防止▽教育の向上

▽低収入家庭の生活向上▽地方インフラ整備▽公共交通機関の拡充――の6つの分野。 昨年はいずれも目標を達成した。

生活費については、低所得世帯向け一時金「1マレーシア・ピープルズ・エイド(BR1M)」や高等教育機関の学生の書籍購入を支援する「1マレーシア・ブック・バウチャー(BB1M)」が実施された。

汚職撲滅については、政府は汚職関連の案件を取り扱う14の法廷を設立した。400件以上の事件が持ち込まれた。犯罪防止は、路上の犯罪が41.3%減少し、犯罪率も7.6%下降した。

教育の向上については、政府は識字・計算能力検査プログラムを実施し、算数能力は99.9%、識字率は99.8%となった。

低収入家庭の生活向上については、女性起業家1,200人を対象としたトレーニングが進められた。また低所得者の収入を増加させるためのトレーニング・プログラム1AZAMの新規参加者が4万3,820人となった。

地方インフラ整備では、水道水や電力供給を受けることのできる住宅の数がそれぞれ18万7,567軒、4万1,030軒増加した。また、総距離1,553キロメートルの道路整備が進められた。公共交通機関については、交通死亡事故率が1万台につき2.8%減少した。マレー鉄道に37の新車両が導入された。

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