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経済

2013年3月11日

ペトロナス、昨年通年で14%の大幅減益 コスト上昇などが影響

〈クアラルンプール〉
国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、2012年通年決算を発表した。売り上げは2,909.76億リンギ(約8兆9,000億円)となり前年比で0.9%の増加となったが、純利益は590.62億リンギ(約1兆8,000億円)となり同14.0%減少した。
12月末締めの第4四半期では、売り上げが767.66億リンギ(約2兆3,000億円)となり、前年同期比で1.6%減少した。純利益は87.22億リンギ(約2,672億円)となり同45.0%の大幅減となった。
シャムスル・アズハル・アッパス会長兼最高責任者(CEO)によると、減益は南スーダンで生産を停止したことや、運転コストの上昇、有形固定資産の減損が影響した。また連邦政府への配当金は前年から30億リンギ(約921億円)減の270億リンギ(約8,300億円)とする方針だ。

シャムスルCEOは、今年国内生産の増強に注力する方針をあきらかにした。ペトロナスは昨年24の油田を発見しており、国内生産を増強していた。22の油田が国内にある。第4四半期にはイラクにおいて3つの油田で生産を開始する予定だ。

同CEOは昨年6月、サラワク州のビントゥル海岸で計画しているマレーシアで初の洋上液化天然ガス(FLNG)施設について、2015年の完成を予定していると述べた。FLNGターミナルは、サラワク州のビントゥル海岸の180キロメートル沖に設置される。

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