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政治

2010年9月28日

サラワク州政府、バクンダム買収を打診

〈クアラルンプール〉
連邦政府はサラワク州からのバクンダム買収打診に応じ、現在協議を行っている模様だ。サラワク州政府は60億リンギ(約1,632億円)を提示している。
ピーター・チン・ファークイ エネルギー・グリーン技術・水相は、現在政府とサラワク州政府は売却価格の交渉を行っているとコメント。当初計画されていた海底ケーブルによる電力移送は、サラワク州がサラワク再生可能エネルギー回廊(SCORE)のプロジェクトに多くの電力を必要とするようになったため中止となったと語った。ダムには10月より放水が行われる予定で、2011年中ごろには300メガワット(MW)の発電を開始、2012年には8つのタービン全部を稼動し2,400MWの発電を行う予定だ。
サラワク州のアブドル・タイブ・モハマド首相は、サラワク州の提示価格は60億リンギだが、支払い方法や協議の内容によっては70億リンギ(約1,904億円)まで考慮可能だと語った。
情報筋によると、協議は技術的・財政的・法的な面のほか、進捗状況・実行などの多方面にわたって話し合いが行われるため、長期間にわたる交渉になるといわれている。
バクンダムは1996年より建設を開始。財務相傘下のサラワク・ハイドロが所有している。建設コストは73億リンギと試算されているが、遅延やコスト増などで実際はそれより多いといわれている。

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