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政治

2010年9月30日

豪州とのFTA交渉、10月に再開へ

〈シドニー〉
ムスタパ・モハメド通産相は訪問先の豪州で、10 月にも豪州との間の自由貿易協定(FTA)交渉を再開する方針であると明らかにした。
豪州とのFTA交渉は、今年1月の東南アジア諸国連合(ASEAN)-豪州-ニュージーランド自由貿易協定(AANZFTA)の発効により保留されていた。8ラウンド目となる今回の交渉は当初は今年8月に予定されていたが、豪州の総選挙の影響で延期されたため、10月18~22日にキャンベラで行われる予定だ。
同相は、豪州政府はマレーシアの環太平洋戦略経済連携協定(TPP)の参加にも協力的だとコメントした。マレーシアはニュージーランドとの間でFTAを締結しており、8月に発効している。
昨年4月に開かれた第7ラウンドでは、両国間で市場アクセスなどに関する情報やAANZFTAへの見解などを交換した。マレーシア政府は外国投資家の信頼獲得を目的として枠組み作りが行われている競争法や、新経済モデル(NEM)に基づいた改革に関して説明を行った。
マレーシアは豪州にとり、12番目の貿易相手国となっている。昨年の豪州とマレーシアの間の貿易額は84億米ドル(約7,059億円)で、前年比18.5%の減少となった。輸出は57億米ドル(約4,790億円)、輸入は27億米ドル(約2,269億円)となった。今年年初7カ月の2国間貿易額は60億米ドル(約5,042億円)で、前年同期比23.3%増を記録している。
豪州への輸出品目には自動車や食品・飲料、ハラル(イスラムの戒律に則った)製品・サービス、プラスチック・ゴム製品、木製家具などがある。

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