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経済

2010年9月6日

馬・印尼両国、海事取締手続き統一化の方針で合意

〈コタキナバル〉
アニファ・アマン外相は9月6日、コタキナバルにおいてインドネシアのマーティ・ナタレガワ外相と会談、両国の領海侵犯についての手続き統一化を行う方向で同意した。
8月13日にインドネシア漁業局がジョホール沖で操業していたマレーシア漁船乗組員を領海侵犯として拿捕し、マレーシア側が報復としてインドネシア漁業局職員3人を拘束した一連の事件を受けたもの。事件後、インドネシアでは主権の侵害だと批判が噴出し、マレーシア大使館前でデモや国旗焼き払い、排泄物を投げ入れたりする事件が起きた。
両国外相は共同記者会見において、今回のような事件は2度と起こってはならないと強調。職員逮捕に対しては、手錠をかけない、拘禁服を着せないことを両国で統一すると発表した。
アニファ外相は、インドネシア職員の逮捕は標準手続きに沿って行ったものであり、なんら法律に違反していないと強調。今回の規定譲歩に対しては、マレーシア側が非を認めたわけではなく、両国の良好な関係を保つための前向きな変更であると語った。ナタレガワ外相は、インドネシアでのデモ行為は一部の過激な暴徒の仕業であり、インドネシア国民・政府のマレーシアへの感情を代表しているものではないと語った。
両国は海上保安のため、統一の漁船の管理システムを開発・導入する必要があると認識、今後10月11~12日にマレーシアで、11月23~24日にインドネシアで技術的な話合いを行う。

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