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経済

2009年2月27日

アウトソーシング業界が不況で危機に

〈クアラルンプール〉
マレーシアはシェアードサービス・アウトソーシング(SSO)業界のハブとしての発展を見据えて投資誘致を行ってきたが、世界経済後退の状況の中でより安価な国へシフトする企業が増えてきており、危機的状況になっていると業界団体は訴えている。
マレーシア・コンタクトセンター協会(CCAM)のレオ・アリヤナヤカム会長は、今年に入ってからマレーシアにSSO拠点を置く海外企業の多くがコスト削減策を模索していると指摘。本拠地事業の80%を海外に移管する優良上場企業もあるという。このような時期において、コストは非常に重要であるため、フィリピンなどの競争国と比較しマレーシアはもはや魅力的なSSO拠点先ではないと懸念を表明した。
同会長はSSO業界のハブとしてマレーシアが競争力をつけるためには政府の協力が必須だと強調。▽SSO業界の労働者育成のための補助金の交付 ▽失業者をコンタクト・センター勤務者として再育成する許可▽SSO顧客企業に対しコスト面でアピールできるようSSO施設用不動産に対する補助金の交付 ――などを提案した。特に付加価値の高い労働者を育成することはどの業界にとっても重要であり、スピーディーな市場対応力と労働者育成資金が必要だとコメントした。
CCAM は金融・ホテル業・通信業・サービス業を主とする500会員企業から成り立っている。

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