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経済

2009年2月10日

電子・電気業界、受注低迷続くと予想

〈ペタリンジャヤ〉
マレーシアの電子・電気(E&E)企業は、昨年後半の米国発金融危機を発端とした経済減速に伴う受注の落ち込みがしばらく続くと見ている。ペナンの半導体企業も販売は横ばいを続けるとみているが、マレーシア・米国商工会議所傘下のマレーシア米国電子産業(MAEI)のウォン・シュウハイ会長は、受注回復の時期を予想するには時期尚早との慎重な見方を示している。
ウォン会長は、今年第1四半期の売り上げは昨年第4四半期の売り上げに比べてさらに落ち込むと予想。消費者は景気後退の中でE&E製品の購入を先送りにする可能性があるとした上で、米国をはじめとする諸外国の経済刺激策の効果次第で需要の回復が見られるとコメントした。一方、ウォン会長は、マレーシアのE&E企業の減産措置などの必要性については、現在の需要に合わせて生産調整を行う必要があると述べた。また、新製品の生産開始の前に既存製品の在庫を処理することが重要だとした。
情報筋によると、いくつかの大企業では売り上げの10%に達する大きな在庫を抱えているという。
マレーシア事業を展開する欧州系の電子企業は、在庫コントロールはできているとした上で、2~3月にかけての販売は低迷が続くと予想、4一6月には回復の兆しが現れるとの見通しを示した。
パナソニック・マレーシアの幹部は、同社への受注は順調に続いているとコメント。在庫量は増えつつあるが、3月までに通常のレベルに戻るとの見通しを明らかにした。

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