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社会

2008年12月2日

キリスト教CDが税関で没収、女性信者が政府を告訴

〈クアラルンプール〉
インドネシアから持ち込んだキリスト教の教育CDが税関で没収されたことをめぐり、マレーシア人キリスト教徒女性が信教の権利が侵害されたとしてマレーシア政府を高等裁判所に訴えでた。
訴えを起こしたのはジル・アイルランドさんで、5月11日にジャカルタからクアラルンプール(KL)に戻った際に、税関でCD8枚を没収されたと主張している。没収の理由について内務省は、非イスラム教徒の信仰に関する書物での表記が禁じられている「アラー」という言葉がCDのカバータイトルにあったからだと文書で回答したという。アイルランドさんは、CDは個人で使用するためのものであるとして持込みを認めるよう求めている。
マレーシア政府は昨年、非イスラム教徒が「神」に相当するアラビア語源の「アラー」という言葉を用いることを禁じると発表。マレー語の聖書で「神」に言及する際に「アラー」を用いてきたキリスト教会は反発、あるキリスト教会とキリスト教徒向け新聞が禁止令に異議を申し立てている。

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