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2008年11月6日

ドリアンの皮から重金属排出薬開発に成功=USM

〈ペナン〉 マレーシア科学大学(USM)の研究チームがこのほど、ドリアンの皮から抽出した成分で体内の重金属を取り除くことのできる薬の開発に成功した。USM産業技術学部のアズハー・マット・エアサ教授が明らかにした。
同教授によると、この薬は「ドリアンペクチン変化物質(MDRP)」と名づけられており、体内に蓄積した鉛・水銀・ヒ素などの重金属と結びついて排出を促す機能があるという。ドリアンの皮内側の房の部分をつぶし、数種の化学物質と混ぜ合わせてできるもので粉末状になっており、水やジュースと混ぜて摂取すると、重金属が尿とともに排泄される。人体・海洋生物に対し有効で 、開発に2年間かかったという。
同教授は、環境汚染が進み、体内への重金属の蓄積は▽腎臓▽生殖器▽肝臓▽脳▽神経系——などの疾患の原因になっていると指摘。MDRPの摂取により、6カ月以内に重金属の排出が行われ、効果が見られると説明した。また、ガン細胞変異を防ぐ効果についても研究中で、3年以内に研究を終了させる見通しだと語った。
現在は、MDRPの錠剤化を検討しており、商品化のための投資を募っているという。

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