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経済

2008年11月5日

マレーシア航空、さらなる減便・座席数削減を検討

〈ペタリンジャヤ〉
マレーシア航空(MAS)は、世界的金融危機によってビジネス及び観光旅行の需要に影響が出てくる場合、さらに航空機の便数や座席数の削減に踏み込む方針だ。イドリス・ジャラ社長が明らかにした。
MASは6月、ロサンゼルス線の減便などを盛り込んだ、6%の座席数削減計画を打ち出した。デイリーだったロサンゼルス線は週3便に、週3便だったストックホルム経由ニューヨーク便を2便に減らしている。またローマ及びシドニー空港における地上サービスを外部委託に切り替えるなど、コスト削減にも取り組んでいる。こうしたことから、MASは8月には通年で4~5億リンギ(約111~139億円)の利益が確保できるとの見通しを示していた。
国際航空運送協会(IATA)によると、今年9月の世界の航空利用客数は、重症急性呼吸器症候群(SARS) が流行した2003年以来、5年ぶりにマイナスに転じた。シンガポール政府観光局は、9月の観光客数が2年ぶりの低い水準にとどまったことで、観光客数及び観光収入予想が目標に到達しないとの悲観的な見通しを示している。アジア太平洋航空センター(CAPA)は、来年はさらに厳しい年になるとの見通しを示し、アジアでは各航空会社が軒並み赤字に転落する恐れがあるとしている。

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