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経済

2010年7月22日

国内産天然ゴム標準規格を見直し、競争力強化目指す

〈クアラルンプール〉
政府は天然ゴム標準グレード(SMR)規格の変更を行い、国内ゴム業界の競争力を高めていきたい考えだ。バーナード・ドムポク農園・一次産業相が7月20日、「マレーシアゴムの標準値設定-新しい時代」と題するセミナーにおいて明らかにした。
同相は、SMRは1965年に制定されたが、時代の移り変わりとともに数回変更がなされ、特別技術ゴム(TSR)への改良につながってきたと評価。そのうえで、マレーシアのゴム生産量は現在世界第3位となっており、競争力の強化が必要になっているため、今回の見直しを行うと語った。
戦略マーケティングを行い、世界に通用するブランド名を確立する。標準グレードの数も現在の9グレードから5グレードほどに少なくする予定だ。SMRグレードとして認証されている天然ゴムは2009年は65万9,934トン、全体の93.9%を占めた。このうちSMR20は49.3%、SMR10は 31.5%となっている。
マレーシアSMRゴム精製協会(MSRPA)のゴー・スックキン会長は、業界は原材料の余剰、環境団体からの圧力、人材不足、原材料の汚染、価格の高騰、コストの増加などによって苦しんでおり、また高所得国への移行に伴い、高コストゴム生産国へ転じるのは避けられないと指摘。業界が生き残っていくためブランド再生(リブランド)を図っていく必要があると語った。

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