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経済

2010年6月24日

今年の貿易額、1.2兆リンギ達成の見通し 年初4ヵ月で30%増に=通産相

〈クアラルンプール〉
通産省は今年の貿易額目標を1.2兆リンギ(約33兆4,800億円)と設定しており、貿易促進に注力する方針だ。ムスタパ・モハマド通産相は6月21日、「2009年通産省リポート」の発表会見で今年年初4ヵ月の貿易額が30%増となったことを公表。貿易が改善傾向にあり、今後もその傾向が続くとの予想を示した。
世界経済の回復により、今年の輸出額は6~7%の成長が見込まれるという。特に、中国やインド、イラン、メキシコ、パキスタン、ロシア、アラブ首長国連邦(UAE)などの新興経済国の著しい経済成長が輸出額の増加に貢献すると予想されている。アフリカ諸国ではマレーシア製電化製品や化学製品、宝石、加工食品の需要が増えると見られているという。
マレーシアの貿易額は2008年には1.2兆リンギを達成したが、2009年には16.6%の減少となる9,882億リンギ(約27兆5,700億円)となった。
マレーシア工業開発庁(MIDA)は今年、製造業への投資誘致目標額を400億リンギ(1兆1,116億円)に設定している。2009年に認可された製造セクターへの投資額は326億リンギ(9,095億円)で、「第3次工業化マスタープラン」(IMP3、対象期間:2006—2020年)における年間の投資誘致額目標、275億リンギ(7,673億円)を上回った。
「第10次マレーシア計画」(10MP、対象期間:2011—15年)では年間の民間投資目標認可額は1,150億リンギ(約3兆2,085億円)に設定されている。
ムスタパ大臣によると、電気・電子サブセクターや化学・化学製品、非金属鉱物などで新規のプロジェクトへの投資があり、合計で6万4,330人分の雇用創出が見込まれている。内、21%が管理職や技術職で、43%が技術労働者向けの雇用だという。
MIDAは投資認可までにかかる時間の短縮を図っており、より効率良く内外からの投資を認可する方針だ。

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