シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP母親の仕事を金銭に換算、月2万シンガポールドル超に

経済

2008年5月13日

母親の仕事を金銭に換算、月2万シンガポールドル超に

サンデー・タイムズ紙がシンガポール人材研究所のデービッド・アン専務理事に、母親業を金銭価値に置き換えると、どのくらいの賃金になるかの計算を要請したところ、月2万2,568Sドル(約170万円)との結果が出た。
スクリーンショット 2015-12-03 16.03.43

 

アン専務理事は、母親が家政婦、料理人、運転手など5つの役割をこなし、1日17時間働くと想定。同様の職で得られる賃金を基準に数字をはじき出した。これに13カ月目の賃金といわれる納税分の賞与を加えると、年29万3,384Sドル(約2,200万円)になるという。
同紙は、米国で同様の調査が行われたのをヒントにした。調査を実施したのは賃金調査のサラリー・ドットコム。母親は、家政婦、臨床心理士、最高経営責任者など10の職を家庭でこなし、年11万7,000米ドル(約1,200万円)の収入になるとの結果を導き出した。
サンデー・タイムズは人材コンサルタントのジーン・ヤップ氏にもどのくらいの賃金になるかの計算を要請。月8,481Sドル(約64万円)になるとの結果だった。

一方、母親の役割を金銭に置き換えることに対する抵抗は強く、複数の女性議員は「母親の役割は数量化できるものではない」との見解を示した。女性協会のシンガム会長は「家事はもっと評価されるべき」との意見だ。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP母親の仕事を金銭に換算、月2万シンガポールドル超に