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経済

2010年6月21日

首都圏の公共交通機関整備事業、500億リンギに上る見通し

〈ペタリンジャヤ〉
首都圏クランバレーにおける公共交通機関整備事業の総費用は500億リンギ(約1兆3,680億円)にのぼる見通しだ。情報筋が伝えた。
総費用には、既に確定している軽便鉄道(LRT)拡張工事(70億リンギ、約1,915億円)のほか、今年1月にガムダとMMCが合弁で政府に提案を行った高速輸送システム(MRT)建設事業(430億リンギ、約1兆1,176億円)が含まれている。MRT事業の中には▽トンネル建設・デザインを含む建設費用(360億リンギ、約9,850億円)▽土地取得費用(20億リンギ、約547億円)▽車両費(30億リンギ、約821億円)▽地下商業施設建設費(20億リンギ、約547億円)――が含まれている。現在、MRT事業はマレーシア経済諮問協議会(NEAC)において検討が行われており、6月または7月初旬に内閣に上程される予定だ。
識者は、クアラルンプールの鉄道ネットワークは100万人当たり15キロメートルしかなく、他国の都市の平均40キロメートルから大きく遅れを取っていると指摘。MRTシステムの建設により、鉄道ネットワークが3倍に増加、乗客数が5倍に増加すると予想した。
公共交通機関の利用率は2009年の18%から2020年には目標値の40%をクリアする見通しで、2009年時点で1日当たり40万人だった利用者数は、2020年には200万人に増加する計算だ。主要ルートは▽ダマンサラ−セルダン線▽ケポン−チェラス線――と、都市中心部全てを網羅する重要な線の3つが計画されている。

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