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経済

2010年6月15日

ペナンのHDD部品メーカー2社、再投資実施へ

〈ジョージタウン〉
ペナンに拠点を置くハード・ディスク・ドライブ(HDD)部品メーカー2社が今年、再投資を行う予定だ。再投資を行うのはエン・テクノロジー・ホールディングスとドゥーフー・テクノロジー・コープ。
エン・テクノロジーは1億リンギ(約27億9,100万円)を投じて、マレーシアとタイ、中国での事業拡大を予定している。Y.K.テー最高経営責任者(CEO)によると、事業拡大によりHDD部品の生産能力を昨年の9,670万個から1億5,470万個に増やす方針だ。2011年にはグループ全体の生産能力は2億140万個に増えると見込まれている。
エン・テクノロジーは第1四半期(1~3月)での売り上げは1億5,300万リンギ(約42億7,000万円)、純利益が1,830万リンギ(約5億1,075万円)となり、それぞれ増加した。前年同期の売り上げは1億リンギ、純利益は7,100万リンギ(約19億8,161万円)だった。エン・テクノロジーが製造する部品の50%以上はウェスタン・デジタルに供給されている。
一方、ドゥーフーのP.Y.ヨンCEOは、事業拡大によりクランプやスペーサーなどの年産量を昨年の1億5,000万個から10%増やすとコメントした。今年第1四半期の同社のHDD部品の売り上げは2,600万リンギ(約7億2,600万円)で、売り上げ全体3,300万リンギの80%を占めた。前年同期のHDD部品の売り上げ額は2,000万リンギ(約5億5,820万円)だった。中国やタイ、シンガポール市場での売り上げが売り上げ全体の80%を占める。ドゥーフーはウェスタン・デジタルやシーゲート、日立に部品を提供している。
HDD製品大手メーカーのシーゲートとウェスタン・デジタルはそれぞれ、今年の設備投資額として前年比15.4%増、36.4%増となる7億5,000万米ドル(約687億1,500万円)を割り当てると発表している。ウェスタン・デジタルはペナン事業に12億米ドル(約1,099億4,400万円)を投資する予定だ。世界全体で全ての製品の在庫が減少しつつあり、需要の増加が期待されている。
HDD製品の世界的需要は今年6億7,100万台を超えると見られている。昨年の需要は5億5,700万台だった。

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